今回はインドネシアで普及している電子マネーOVOとGOPAYの比較をお伝えします。
インドネシアの電子マネー
インドネシアでは現在、すごい勢いで電子マネーが広がっており、いろいろなところでキャッシュレスでの支払いが可能になっています。
その中で2強となっているのが、リッポーグループが手掛けているOVOと、配車サービスのGOJEKが手掛けているGOPAYです。
他にもtelekomselのlinkajaなどもありますが、まだまだ出始めの為、様子見といったところです。
OVOとGOPAY両方使えたらどっちがいい?
※上の画像は、違うお店の看板を組み合わせた架空の看板です。
息子よ、ここで問題じゃ。
もしお店で上のような看板がでていたら、おまえはどっちで支払う?
とうちゃん、おいらがまだ子供だからってバカにし過ぎだよ。
そんなの60%割引するOVOに決まってるじゃないか!
バカも~んっ!だからおまえはまだケツが青いんじゃ!
割引が高いからってすぐに決めるでない。下に小さーく書いてあるような注意書きも読まないと痛い目をみるぞ!
※この画像には注意書きはかいてありません。実店舗で書かれていることがあるので見てみてください。
電子マネー使用現場のよくある事例
よくあるのが、例えばなんですが、
- OVO60%キャッシュバック・・・貯まるポイントは最大10,000ルピアまで
- GOPAY20%キャッシュバック・・・貯まるポイントは最大20,000ルピアまで
では、100,000ルピアの買い物をする時、どっちで支払いをする方がお得でしょう?
お分かりでしょうか?
そう、OVOは60%キャッシュバックとうたっておきながら、最大10,000ルピアなので実質10%値引き。
一方、GOPAYは、20%だけど上限が20,000なので、ちょうど20,000ルピア分ポイントがつきます。
というわけで、パッと見て割引が大きいほうに行くと落とし穴があったということがよくありますのでご注意を!ほんとこざかしいですよね…。
上限って一体なんなんだ!?
インドネシアでは、ポイントつく最大額が思いのほか小さい事が多く、高額になればなるほど大した割引にならなくなってしまうんですよね。
100,000ルピアなら20%だけど、500,000ルピアで20,000ポイントの付与なら4%にしかなりませんよ。
もっと客単価をあげようとするのが商売の鉄則なのに、高い程損してしまうってそれどうなんでしょう…。
OVOとGOPAYのポイントの扱い方の違い
さて、OVOとGRABのもう一つの大きな違いがあります。
それは、ポイントの付与の仕方です。
OVO:ポイントはポイントとして付くので、チャージされている金額とは分けて扱われます。
GOPAY:ポイントはチャージされている金額に上乗せされます。
OVOの場合は、ポイントが使えないサービス、ポイント使用の上限がある場合はたまっているポイントが使えないという場面があります。
GOPAYは自分でチャージしているお金と同じ扱いとしてキャッシュバックされますので、どこでも使えます。
ポイントに関してはGOPAYの方が利便性はいいですね。
【結論】下の注意書きまでしっかり読もう!
というわけで、インドネシアでキャッシュレスサービスを使う時は、小さい注意書きまでよーーーく読みましょう。
あとは、よく読んだら、実は~曜日だけの割引サービス!なんてこともありますよ!
OVOとGOJEKのアプリをまだ入れてない方は以下の記事も参考にしてみて下さい。
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