現在インドネシアでも、キャッシュレスサービスが一般的になっていて、インドネシア人もガンガン使っています。
日本人でもアプリをダウンロードしたら簡単に使うことができます。
(現在振り込み機能だけは登録が必要)
インドネシアでは現在、リッポーグループが運営するOVOとバイク配車サービスGOJEKが運営するGO PAYが主な二大キャッシュレスといったところでしょうか。ここに 通信会社テレコムセルが運営するT-CASHも入れて三強になります。
今回はその中の一つOVOを使ってみましたので早速ご紹介します。
OVOとは
OVOとは、チカラン市民にはおなじみ、ジャカルタ市民にもリッポーモールでおなじみの大手財閥LIPPOグループが運営している電子マネー・ポイントサービスです。
電子マネーはもはや説明の必要もないと思いますが、日本でいえばスイカなどの鉄道系、ナナコやワオンなどの小売り系が発行しているカードにお金をチャージして使えるキャッシュレス電子マネーサービスです。
OVOはインドネシア国内で飲食店や小売店での支払い、grabの支払、駐車場代、携帯電話のプルサ、オンラインショップTOKOPEDIAなどなどで使えます。
電子マネーは信頼がないと使うのを躊躇してしまいますが、OVOは大きな組織で運営されていますので、まあ問題はないかなと思います。
(保証はできませんが…)
現在インドネシアでは電子マネー創成期の為、覇権争いが白熱しております。
ですので、割引率を競ったりして消費者には嬉しい状況となっています。
OVOの使い方
まずは、OVOアプリをダウンロードしよう!
アプリをダウンロード
まずはスマホにgoogle playもしくはAPP STOREでOVOのアプリをダウンロードします。
ただし機種によってはダウンロードできないので気を付けて下さい。
めいぼーも機種変更する前は「この国ではご使用できません」とでてきて使えませんでした。
(この国で使えなかったらどの国で使うんだっ!とツッコミたくなります。)
アンドロイド版はこちらからダウンロード
入金方法(TOP UP)
インストール後に基本情報を入力したら、後はお金さえチャージしたらすぐに使える状態になります。
入金方法は以下のような方法があります。
モールのOVOカウンターで入金
モールにOVOカウンターがあるところでしたら、受付のおねーさん、おにーさんに「マウトップアップ(トップアップしたい)」と言うと希望の金額を入金してくれます。
携帯の番号を伝えたら、あとは手続きしてくれるのでいたって簡単です。
ALFA MARTで入金
こちらもOVOカウンターと同様でレジにてトップアップしたいと言って電話番号を伝えたら手続きをしてくれます。
デビットカード
銀行系のデビットカードをお持ちでしたらネット上で簡単に入金することができます。
Rp100,000 Rp200.000 Rp500,000の中から入金額を選びます。
それから、カード番号、有効期限、カード裏面のCVV番号を入力したあとにOVO暗証番号を入れたら入金完了です。
私が持っているBCAはデビットカードに対応しておりません…。
BCAは窓口の迅速さ、対応の良さはピカイチだと思うのですが、ネットのデビットには対応していないのが残念です。
銀行振り込み インターネットバンキング
上記銀行通帳をお持ちでしたら、ATMにて振り込みをするとチャージすることができます。
インドネシア語があまり分からない方には難しそうに感じますが、手順通りにやっていけばそんなに難しくないです。
銀行名左+をタッチすると手順がでてきます。
銀行によって口座番号等変わるので各銀行欄を参照してください。
インドネシア語が分からなくても、項目名とアカウント番号が分かればOKだと思います。
ではBCAの場合で見てみましょう。
- ATMカードのPINナンバーを入れる
- transaksi lainnyaを選択
- trancefarを選択
- rek BCA virtual account
- 39358の後にOVOに登録した電話番号を入力
- 入金金額を入力
といった流れになります。
しつこいようですが、
各銀行によって項目名やアカウントナンバーが違うので該当銀行を確認してください。
インターネットバンキングに登録している方はウェブ上からでもできます。
基本的な流れは、ATMでの手順と同じ順序になります。
まとめ
ここまでOVOのダウンロード、入金方法を説明してきましたがいかがでしたでしょうか。
以前はキタスとパスポートを持って行って申請しなければ使えないとかだったのですが、現在は簡単にダウンロードしたら即使えます。
(別OVOアカウントへの転送や銀行振り込みは手続きが必要)
出始めのころは50%キャッシュバックとかがゴロゴロあって、先行者特権のようなものが凄かった印象です。
今は10%とか5%に落ち着いてしまいました。それでも今でも使うメリットはたくさんあります。
気が付くとポイントが結構溜まってたりします。
(まあ単純にそれだけお金使ってるってことですがね…)
この国で何かまだよく分からないものにお金を入金するのはけっこうな勇気ですよね。下手するとあっという間にそんなシステムなかったかのように消滅したりしそうですよね…
今はこれだけ浸透しているのでもう心配ないですよ、おそらく…
次回はOVOの使い方、お得な使い方を紹介していきたいと思います。
【追記】ついにパパイヤでもOVOが使用可能に!
追記;2019年7月
ついにわれら日本人にはかかせないパパイヤでもOVOが使用可能になりました。
なんと20%キャッシュバック!!
なのですが、
一回につき付くのは20,000ポイントまで。つまり100,000ルピアの買い物分にしか付きません。
そして月に40,000ルピアの縛り。
で、使用できるのは月に30,000ポイントまで。
インドネシアっていつも思うのですが、買い物すればするほど還元率の恩恵が下がってしまうのはなぜなんでしょうか。
パパイヤでOVOキャッシュバックされているだけでもうれしいんですよ。
でも100万買う人と10万買う人のポイントが同じ。
還元率でいえば遥か低いですからね…
1ジュタ買ったらボーナスポイントとかそういう方がいいと思うんですけど。
小売りの根本的なものが間違っている気がするのは私だけ?
とはいえパパイヤでOVO使えるのは大きいです。我が家の冷蔵庫みたいなもんですから…
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