インドネシアで生活していると「ガスの扱いが雑!」ということに驚かされます。
日本ではガスは危険という認識があるので、丁寧に扱われますが、インドネシアでは雑・・・。
バイクの荷台に満載して移動していたり…(テロリストか)
とにかくインドネシアで生活するうえでは、特にコンロがガスの家庭は、細心の注意が必要です。
インドネシア家庭用のガスボンベについて
家庭用のガスは、まず、大きな(小さいサイズもあり)ガスボンベを買ってきて、空になるまで使って、空のボンベを持っていくと中身入りに交換してくれます。
ガロンボトルの水と同じシステムですね。
インドネシアはガスが安い
この交換用ガスは、約10ℓ入っていて、150,000ルピア(約1,200円)とかなり安いです。
一人暮らしだといつまでたってもなくなりません。
ですが、大きく重い為、なくなると交換はちょっと面倒ですが。
車に乗せて交換に行くとちょっとドキドキしてしまいます。
インドネシアにガス警報器はない?
家庭にもよるのですが、インドネシアでは基本的にガス警報器がついていません。
つまり、異常は匂い、場合によっては音で感知しなくてはなりません。
何か臭いな・・・
ん、なんかシューシュー言ってないか・・・
こんな感じで人間検知器となるのです。
警報機が付いている家でも安心はできません。
その警報機がちゃんと作動するのか知ってますか?
場合によっては、異常ないのに反応するからと切られている可能性もありますよ・・・。
もはやホラーですね。
ガスのゴムパッキンは劣化に要注意!
で、実際に度々起こるのがガス漏れ。
原因はゴムパッキンの劣化です。
ゴムが堅くなって亀裂が入ったり、縮んでしまうとホースのアタッチメントとの間にスキマができてガスが漏れてしまうのです。
写真左のパッキンは実際に漏れていた時のものです。右の新品と比べてやや白くなって、ゴムが小さくなってしまってます。
ガス漏れは突然始まるので、気が付いたら部屋にガスが充満しているなんてこともありますので気を付けてください。
漏れていると思ったら、すぐに上のアタッチメントを外してください。
そうすれば栓は自動で閉まりますので、ガスがこれ以上漏れる心配はなくなります。
パッキンはコンビニ、スーパー、ホームセンターにて販売
ただ、漏れてしまっても簡単に解決できます。
このゴムパッキンは交換可能で、コンビニやスーパーなどに交換用が売っています。
ていうことは、交換するのはスタンダードなんですね。
インドネシアではガスボンベのパッキンは、ダメになるから交換するというのが当たり前なんですね・・・。
パッキンの交換方法
パッキンの交換方法は簡単です。
- マイナスドライバーなどでパッキンを引っ掛けて外す
- 新しいパッキンをはめ込む
- ボンベのアタッチメントをはめて完了
長期外出時はガス管を外した方がいい?
パッキンは、セットしたままでも劣化していき、いつガスが抜け始めるか分かりません。
一時帰国や休暇旅行などに行く際は、ホースのアタッチメントを外していくことをおすすめします。
帰ってきたら、部屋中ガス臭くて、ボンベの中がからっぽになっていたなんて事も実際にあります。アタッチメントを外してさえいれば中のガスはでないので、安全の為外して家を空けましょう。
万が一ガスが漏れていたら
もしガスが漏れてしまっていたら
- 部屋の窓を全て開けて換気
- 電化製品は使わない
- アパートにお住まいの方は、場合によってはセキュリティを呼ぶ
家電製品は発火の恐れがありますから、使用はスイッチのオンオフはやめて、とにかく換気しましょう。
コメント